【SPACEPLANレビュー】やめ時が難しいクリッカーゲーム

2019年2月6日

自分はSteamでキュレーターとしても活動しており、おかげさまでフォローワーも1000を超えた。

それはそれで実にありがたい話なのだが、キュレーターのレビューは1レビューあたり200文字以内という文字制限があるため、物足りなく思っていた。

もちろん、自分のレビューは実況動画と連動しており、フォロワーがどんなゲームかを知るに足る作りにはなっていると思うのだが、記事として読みたい人も少なからず存在すると思うので今回実験的にレビューを書こうと思う。

面白いクリッカーゲーム

皆さんはSPACEPLANというクリッカーゲームをご存じだろうか。

基本マウスの左クリックだけで完結してしまうクリッカーゲームはSteamの中では割とみられるジャンルで評価の高いものが多い。

普段がっつりFPSなどをプレーしている人が箸休め的に行っているのだろう。

クリックだけでゲームができてしまうほど簡単なものは無い。

(メイン画面:物語を進めることで惑星ビューと惑星系ビューを選択できるように。画像は惑星ビュー)

このゲームは簡単に言えばイモ栽培で得たエネルギーで設備を整え、惑星(後に地球であることが判明)をイモだらけにするというゲーム。

画面左にイモの種類、右のアイデアリスタにはエネルギー効率を上げられる拡張施設が並ぶ。

序盤はポテトを作っていき、だんだん多くのエネルギーを獲得できるデラックスイモにしていきワット数を増やす。

このゲームはホーキング博士の宇宙理論をベースにしているため、設定で「科学的に正確なモード」をオンにすることで次々と惑星が消滅していく。

エリスやケレスなどWarframeでお馴染みの太陽系の星たちがどんどん消滅していき、最終的に太陽の周りを回るのが地球だけになる。

その過程を味わうことができるというサブ的な楽しみ方がある。

右上の「ワードアウトプッタ」を見てほしい。

ここで、物語をおうことができるのだが「土星バイバイ、海王星は蒸発した」という物騒なワードが並んでいる。

ここがホーキング博士の宇宙理論に基づく部分なのだろう。

因みに右上の暦に注目、最終的に地球だけになるのは2379年らしい。そう遠くない未来ではないかw

実はこのワードアウトプッタを訳しているのは架け橋ゲームズという「海外の優れたインディーゲーム を日本に持ってきたり、 日本の開発者向けに海外との「架け橋」役を務めるお仕事」をしている会社がローカライズしている。

質の高いローカライズで有名な会社が手掛けているだけあって、原文の良さを壊さないよう丁寧に翻訳されている。

このワードアウトプッタの物語を追っていくのも実に楽しい体験になるだろう。

このゲームの終わり時

クリッカーゲームはいつでもやめられる分、やめ時が非常に難しいゲームでもある。

この新しい施設、アイデアをアンロックしたら終わりにしよう…。

…気がつけば3時間以上プレーしていた。

ほとんど左クリックおしっぱで…(厳密にいえば連射付きのゲーミングマウスでプレーしているので別ボタンだが)

そういうゲームに出会えることもSteamの良い部分、何せ現時点での配信ゲーム数が30000あるのは世界広しといえどSteamだけである。

さて自分は最終的にアイデアリスタにある遺伝子組換え(すべての施設のエネルギー取得量が2倍になる)をアンロックし、アイデアリスタが空になった時点でゲームを終了した。

その最終画面がこちら

西暦2391年、地球だけとなった太陽系の最終形態である。

画面右でビームエネルギーを排出しているのがポテトガン、画面左下で一際存在感を放つ大きい白丸がポテトランチャーである。

そして惑星系ビュー

太陽の周りを回る地球がポツン。なんとも寂しい画像である。

ただこのゲーム、この画面で一旦終了して再起動すると、アイデアリスタにゲーム終了後も稼働し続けることのできるアイデアを取得できるようになっている。

なので、時々思い出してプレーすると恐らく新しいアイデアリスタが届けられることだろう。

それまで地球がもてばの話だが…。

総評

ビジュアル ★★☆☆☆
ローカライズ ★★★★★
ハマり度  ★★★★☆
お買い得度 ★★★★☆
地球という星への愛着度 ★★★★★

普段クリッカーゲームをプレーしない自分をここまでハマらせたアイデアと、楽しいローカライズがグッド。

シンプルな操作性ながら先が知りたくなる作りになっているのは298円という価格にしては上出来。買って損はない。

地球という星への愛着も深まった。SPACEPLANYoutube再生リスト

最後にゲーミングマウスの紹介

最後に余談になるのだが、自分は連射機能付きのゲーミングマウスを使用しているのだが、本ゲームも連射機能はあったほうが時短になるのであった方がいい。

ということで、強引ではあるが最後に自分の使っているゲーミングマウスの紹介。

Delux M625有線人間工学ゲーミングマウス

カスタマイズできるソフトも付属しており、ゲーム毎にボタン割り当ての管理ができるのもいい。

まあ、当たり前っちゃ当たり前だが。

この部分が連射に対応するファイアーボタン。

もちろん、カスタマイズ可能。

因みにマウスパッドはサンワサプライのMPD-GAME2-A4を使用。

下が湾曲になっているので手の平の下部に引っかかりがなく凄く使いやすい。

またPC、周辺機器レビューはしようと思っているのでお楽しみに。