干支セトラ(干支etc)陽ノ巻レビュー「風水師を目指す高校生が主人公のRPG」

2019年2月6日

Steamキュレーターを利用しているとキュレーターコネクトと言って開発者から特別に無料ゲームキーが届くことがある。

その中には正直どうしようもない作品が来るのだが、中にはクオリティーの高いゲームもある。

干支セトラは後者のほうだ。

今回は陽ノ巻をTrueEndまで到達した自分がこのゲームの魅力をレビューしようと思う。

干支セトラとは?

Starship StudioがパブリッシングするアドベンチャーRPG。

Starship Studio自体はSteam初参入が2018年5月と最近だが王国のソウルスミスやノノの魔法雑貨店など魅力的な作品を送り出している。

滅びゆく都市を修復するため、次代の風水師候補に選ばれた主人公が陰陽五行の化身の6人の男達と一緒に旅をし、半年後の認定試験に挑む物語。

結論から言えば6人の男達を鍛え、もう一人の風水師候補を倒して認定試験に合格し風水師なれればTrueEndになる。

全体のプレー時間は長くても3時間あればクリアできるというカジュアルRPGだ。

古事記や神道の書物を参考文献にしているだけあって、陰陽五行思想や風水についての知識があるとより ストーリーを楽しめるだろう。

初心者でもとっつきやすい戦闘システム

物語は各1か月、4週で進行する。

4週間の間に自分を助ける干支男子(初期は3人のみ)のパラメーターを鍛えていく。

鍛えられる パラメーターは1週間のうち1回だけ、つまり各話1か月で1キャラにつき上げられるパラメータは4つだけなので何を鍛えるかどうかが重要になってくる。

鍛えられる パラメーターは力、防御、術、素早さの4つ。キャラにはそれぞれ特徴があり、長所を伸ばすのか短所を補うのかどこを鍛えるかにある程度の戦術性が求められる。

鍛え方でそこまでシビアに 戦況が変わるわけではないので、自由に訓練すると良い。

訓練をセットした後のまま次の週に行くこともできるし、見回りをすることができる。

どの場所を見回るかを決定し、話を進めていき敵を倒すと アイテムがもらえる。

パラメーターを上げたり、戦闘を有利に進めるための回復アイテムがあったりするので不安ならストーリーを進めずに見回りすると良いだろう。

自分がプレイすることは戦闘前の編成を決めることだけ。誰で戦うかを前衛2人後衛1人の3人選択する。

防御力や力のあるものを前衛、補助術の使えるものを上に置くと良いだろう。

この時に画面上のトライアングルを見て繋がった3人を編成することで特殊な技を使うことができる。

【三合の関係】十二支を円状に配置した時、正三角形になる三人の組み合わせ。仲がよく、息のあった関係。
【七冲の関係】十二支を円状に配置した時、真向かいになる二人の組み合わせ。お互い緊張感のある波乱の関係。

他にも支合、方合など、様々な組み合わせを考え編成するなら、戦闘を有利に進めることができる。

ひとたび戦闘が始まればオートになるので、自分の役割としては敵の特徴を考えてどういう布陣で臨むかということだけ。

なので、慣れてしまえば簡単に戦闘に勝利することができるだろう。

自分はとにかく防御力のあるものは防御力をさらに伸ばし、攻撃力のあるものは攻撃力をさらに伸ばすという元々ある能力を引き伸ばす鍛え方をしたので、ほとんど戦闘で死ぬことはなかった。

またいつでもセーブできるのでトライアンドエラーが簡単にできるのも初心者に優しいと言える。

36のセーブデータを保有できるのも特徴だ

ウィンドウ消去で1枚絵を堪能

物語を進めていくと様々な場所に行くことになるのだが「ウィンドウ消去」を選択することで一枚絵を見ることができる。

Steamにはスクショ機能が備わっているのでご覧のようにいくつか保存することができた。

様々な場所で綺麗な背景や、細部まで描かれた敵キャラを見ることができるのも この作品の魅力の一つと言えるだろう。

難易度は低めで万人向けのRPG

このゲームは何か ややこしい システムがあるわけでもないし戦闘が難しくなかなか敵が倒せないということもない。

なので、このような RPG が得意な人からすれば 物足りないように思えるかもしれないがよく練られたストーリーを堪能する意味でも是非プレイしていただきたいと思う。

Steam実績解除も3つのエンディング到達やボイス、画像の収集などやり込み要素もある。

さらに同時配信された陰ノ巻では陽と異なるストーリーが展開され選択した主人公によっても、物語の内容は変化していくらしい。

陽ノ巻のセーブデータ も引き継げるそうだ。

爽やかなトゥルーエンドが待っているかもしれない…。


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