【4人打ちアクション麻雀レビュー】Steamで日本式麻雀が味わえる貴重なゲーム

2019年2月6日

自分がブログに書きたいSteamゲームのレビューをしていく勝手(買って)レビュー。

第二回目は4人打ちアクション麻雀(ACTION MAHJONG)をレビューしようと思う。

日本の開発者がリリースしたゲームだけに注目してほしい。

Steamに貴重なリーチ麻雀

日本式麻雀いわゆる一般的なリーチ麻雀はSteamにはほとんどない。

MAHJONGで検索して出てくる日本式麻雀は自分の知るところでは

麻雀clubだけではないだろうか。

後はテーブルゲームのMODなんかにあるのかもしれないが、ほとんどが上海という現状がある。

この辺りがSteamにおける日本のユーザーの割合が1%であることが響いているのかもしれない。

単純に売れないのだろう。

麻雀や将棋なんかは一つは持っておきたいテーブルゲームではないだろうか。

麻雀もMリーグなんかがあるし、将棋もニコ生やアベマのChで盛り上がっているし、どちらもあってもおかしくないと思うがワールドワイドで見ればマイナー過ぎて採算が合わなわいのだろう。

本作もリーチ麻雀ではないのだが、上海とは違う麻雀を味わえる貴重なゲームといえるだろう。

麻雀+アクション

現在早期アクセス中の4人打ちアクション麻雀の遊び方は以下の通り

要するに自機を操作しながら盤面にある牌を自分のものにし手役を作っていくゲームだ。

もちろん、他の3人よりもはやく役を完成させる必要がある。

ゲームの仕様上麻雀と異なるのは以下の通り

自由に捨て牌、ツモができる
・完成した役に必ず門前清自摸和が入る
・ハコ(マイナス点)がない
・相手を倒しても点が入る

しかも、東風戦のみなので早く決着が着くのも特徴だ。

東家が自分、発を自牌(手牌の上にある穴に入れる)にしようとしているのがそうだ。

すぐ上にいる赤いのは4人共通の敵で当たればそこで倒れてしまい復帰まで時間がかかる。

なので、ぶつからないようにかいくぐる必要がある。

他の4人のプレイヤーは牌を動かして押しつぶすことができる(500点)

このようにアクション要素と麻雀の面白さが上手く噛み合ったゲームといえる。

とにかくCOMが強いのでやりがいがある

やった感想として思ったのはCOMがとにかく強い

簡単に四暗刻を決められるし、満貫、跳満は当たり前でツモってくる。

あがりまでのスピードも速いので相手の手牌をみて邪魔をする隙がなかなかない。

それだけにあがれた時は気持ちがよくトップを取るまでやりたい欲が働き癖になる。

(国士無双であがれた局面、右下の黄色い囲みをみると実績が解除されたのが分かる)

またアクション要素も強いので相手の手牌をみながら、阻止していく(牌をつぶすこともできる)のもこのゲームならでは。

敵を倒しても点が入るため、安い役を狙うぐらいなら、相手を倒しまくって得点を稼ぐ方がはるかにいい。

そう考えると相手を倒す、手役を考える、阻止するということにおいてのゲームバランスは秀逸で面白い。

また実績をみると

役満を決めたり勝数でアンロックされるものが多く、一応のやり込み要素もある。

なので、シングルプレーとしても十分楽しめる。

早期アクセス止まりか

このゲームにあるのは東風をこなすだけ。

COMがだんだん強くなるわけでも、様々なモードがあるわけではない。

なので早期アクセスなわけだが、2017年2月24日配信から2年近く経つのにページに更新情報が一つもない

早期アクセスのゲームはまずはプレイヤーを確保してフィードバックをもらう必要があると思うのだがその形跡がないということは、冒頭でも触れたが単純に売れてないのだろう(現時点でユーザーレビューは9件)

ローカルではないマルチの実装や様々なモード(例えば難易度設定や半荘、手役縛りなど)の実装など広がる余地はあるゲームだけに実に惜しい。

Steamにはこのようなインディーゲームは数多くあり、早期アクセス止まりで終わってしまうゲームが多々ある。

プレイヤー数も多いがゲーム数も多い(3万本)Steamにあって話題になること自体が奇跡みたいなものだ。

だからこそ期待を込めてレビューを書いてみた。

変則的とはいえこの手の麻雀ゲームは貴重なので是非プレーしてもらいたい。