価格、発売日は?!……Steamを持ち運べる「GPD WIN4」日本上陸レビュー!

2023年2月7日

日本では2023年4月-5月発売予定のポータブルゲーミングPC「GPD WIN4」。

現在SteamDeckの国内販売でPCゲームを持ち歩けるポータブル機が注目されている中、Deck以外の他の選択肢の一つとして「GPD WIN4」を紹介したいと思い書いています。

届き次第実機レビューもできるかも……?

まずは、「GPD WIN4」を販売している会社から見ていきたいと思います。

GPD社はかなり販売実績のある会社

まずは、販売元のGPD社についてですが、

シンセン・ジーピーディ・テクノロジー社(略称: GPD社)は、中国・深センに本社を置くゲームハードウェアの開発を主力としたファブレスシステムメーカーです。

スマッシュヒットとなったGPD XDにて大きく知名度を上げ、世界中のゲーマーから高い評価を受けている会社です。

ゲームに特化した面白いモバイルPCを開発している印象が強いです。

2016年に、PCゲーム体験を革新する超小型ゲームパソコン「GPD WIN」

2018年に進化した「WIN2」、2021年に「WIN 3」

そして今回国内販売を開始した「WIN 4」は2022年9月16日に発表されました。

日本では「GPD XP plus」「GPD Micro PC」「GPD pocket3」「GPD WIN MAX2」の4機種がすでに販売されており、国内の販売実績も十分あります。

「GPD WIN4」の特徴

主な特徴を以下に上げます。

・世界最小スライド式 メカニカルキーボード搭載

Windows 11、SteamOSもサポート

・『AMD Ryzen™ 7 6800U』(8コア16スレッド、2.7GHz/最大4.7GHz)

・RDNA2アーキテクチャ。AMD Radeon 680M グラフィックス

・6インチIPS液晶画面

・選べるメモリ 16GB/32GB。メモリ過多の心配を解消

・1TB / 2TB M.2 NVMe 2280 SSD。これまでにない拡張性で 超大容量ストレージを実現

・4G LTEモジュール(オプション)。あらゆるモバイルネットワークに対応

・L1 / R1トリガーボタンに段階的な押下に対応したL2/R2

・全く新しい『USB4』最大40Gbpsのデータ転送速度

Type-Cポートを2つ搭載。外部ディスプレイへの接続と充電の両方を確保

ドッキングステーションにも対応。インターフェースの拡張

ゲームに特化したコンパクトノートPCを持ち歩いている感覚に近いですね。

コンパクトさと使い勝手の良さが売りか

まずはDeckと比較すると分かりやすいのですが、

縦が約2.5㎝、幅が8㎝も狭いのが特徴で、Deckより70g軽いです。

見た目がかなりコンパクトなのが特徴で「Steam Deckよりコンパクトかつ軽量であることをアピール」しています。

「Deckちょっと大きいな」と感じている人にとってはいいかもしれませんね。

因みに何かとDeckと比較されていてCPU性能はシングルスレッドで81%、マルチスレッドで140%

GPU性能は46%高いことが謳われています。

USB4とType-Cポートが搭載されているので、モニターに繫ぎながら充電も可能です。

もちろんドッキングステーションにも対応(前WIN3からの流用が可能)していますが、モニターに繫ぐんだったら2つのポートで充電しながら

こんな感じで遊ぶことになるのかなという気はします。

因みにバッテリー駆動時間は約2時間~10時間とされています。

USB4が採用されているので、フルHDなら45~50fpsが保証されているのも良い点です。

あと特徴的だと思ったのはキーボードが物理式である点ですね。

WIN3はタッチ式のキーボードだったので「押した感」がなく慣れが必要でしたが、WIN4は押しごたえがあるので、普段自分のように薄型のノートPCを持ち歩いている人にとっては小型ノートPCとしても代用できるかなと思います。

キーボード操作でプレーしたいゲームなんかもいいですし、本体をスライドすると出てくるキーボードは見た目もかっこいい。

あとストレージを2TBまで増やせるのはゲームを持ち歩く以外の用途にも使え、かなりいいのではないかと思いました。

Deckと比較するとメモリ容量とストレージ容量は2倍以上を達成でき、電池容量も14%多い一方で、体積は小さく重量も軽いということとでメーカーは「全面勝利」を掲げているようです。

Campfireで紹介…発売日は4月以降

今回日本国内ではGPD社から同意を受けている正規代理店Time Technology Japan(タイムテクノロジージャパン株式会社)が、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで応募されています。

本体のみの他、ドッキングステーションやLTEモジュールのセット販売もあるのが特徴です。

本体のストレージを最大2TBまでアップグレードしてくれるのもいいですね。

それこそDeckと違って価格は高くなる(CAMPFIRE割引で136,000円)もののほんとに「小さなPC」を外に持ち歩いていると言っていいでしょう。

発売日は2023年2月10日からクラウドファンディングが開始され、4月から順次発売されるので今からチェックしておきたいですね。

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