2022年下半期のSteamを振り返る。SteamDeckに終わった2022年。

前回の続き、下半期のSteamを振り返りましょう。

どんな話題があったのでしょうか?

7月:Steamを制した猫

サイバーシティを猫になって旅をする『Stray』。現在Steamウインターセールで20%オフの2800円になっています。

すでに7月時点でウィッシュリストの登録数ランキングで1位を獲得。話題になっていたのですが、発売後もすぐにレビューを集め圧倒的に好評に。

今では10万件近くのレビューを集めて評価は落ちていません。

AAAタイトルではなくインディーゲームがトレンドになるのもSteamならではですね。

その他にも無双OROCHI2 Ultimate、冤罪執行遊戯ユルキル、ルーンファクトリー5、くにおくんの三国志だよ 全員集合、カプコンアーケード 2ndスタジアムなどが発売。

クレヨンしんちゃんがSteamデビューした他、Vestaria Saga IIなど話題インディー作がリリースされた月でもありました。

8月:Steam Deckの日本上陸が正式発表

Valveの「Steam Deck」が、2022年末から日本を含むアジア圏で提供が開始されることが発表されました。

販売は株式会社Komodoが担当し公式サイトで予約受付が開始されました。

Steam Deckの生産が予想を上回っているため2022年10月~12月になっていた予約の多数が、7月~9月の予約枠に繰り上げになることも行われました。

この時点で国内でも人気度の高さをうかがい知れました。

またこの月にシーズン14が始まった『Apex Legends』がまたまた同接最高記録を樹立したり、クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~や『タクティクスオウガ リボーン』の発表がありました。

ソフトはSDガンダム バトルアライアンス、ソウルハッカーズ2、Thymesia、ヘブンバーンズレッド、Marvel’s Spider-Man Remasteredがリリースされました。

9月:TGS開催!新作ゲーム続々

9月15日から4日間にわたって3年ぶりにリアルイベントとして復活開催された「東京ゲームショウ2022」

KOMODOブースにはSteam Deckを多数並び多くの人がゲームプレーを実際に体験できるコーナーが用意されました。

皆さんの中にもTGSで初めて実機を触った人も多いのではないでしょうか?

Steam特設会場も用意され、これまでコンシューマ中心だったTGSにPCゲームが加わった特徴的な年になりました。

またTGSではノーモア★ヒーローズ3、幻想水滸伝 I HDリマスター 門の紋章戦争、アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション、アカイイト&アオイシ HD REMASTERなど和ゲーが発表されました。

9月にはThe DioField Chronicle、Slime Rancher 2、RPGタイム!~ライトの伝説~など話題作がリリース。特に龍が如くスタジオのJUDGE EYESが2作とも配信されたのは衝撃的でした。

ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフラインが配信されたのもこの月です。

10月:Steam同接ついに3000万人突破

この月に体験版を遊べるSteam NEXTフェスが開催されたSteamですが、SteamDBによると日本時間10月23日23時頃で、3000万人がオンライン、うち850万人が何かしらのゲームをプレイしていたことが明かされました。

そのValveが「NEON PRIME」を商標登録。久しぶりの新作ゲームか……と注目されています。

また発売日表記が統一されました。正確な日付:「2023年8月24日」、年と月:「2023年8月」、年と四半期:「2023年第3四半期」、年:「2023年」、日付指定なし:「近日登場」という具合です。

随分発売時期が分かりやすくなりましたね。

新作ゲーム発表としては、『鉄拳8』、「SILENT HILL 2」リメイク、バイオハザード RE:4など楽しみなタイトルが次々とお目見えしました。

配信されたゲームはアンチャーテッド トレジャーハンターコレクション、Victoria 3、スターオーシャン 6 、新すばらしきこのせかいといったところでしょうか。

またスマホで名を馳せたTower of FantasyのSteam移植版も配信となり、話題を集めました。

この月、『Stray』と並んで2022年にトレンドになったインディーゲーム「Vampire Survivors」が21日に正式リリースされこれまで16万件以上のレビューを集め圧倒的に好評を獲得。

似たゲームが次々とリリースされるに至っています。

11月:UBIソフトSteam電撃復帰

先月のことなのでまだ記憶に新しいと思いますが、これまでEpicゲームズと提携していたUBIソフトがアサシン クリード ヴァルハラをリリースしSteam電撃復帰を果たしました。

またその他UBIソフトはウォッチドッグスレギオンやトムクランシーディビジョン2など過去作を次々と2023年にSteamに復帰させる計画を立てています。

すでにSteamページも登場し人気を集めています。

またSteamオータムセールが開催され、サマーセールに引き続きSteamの公式Youtubeで目玉になるゲームが紹介されました。

セールで言えばウインターセールとは別に2023年1月に、8月の「サバイバルフェス」やハロウィンの「絶叫フェス」などに続き基地建設フェスが開催されることが明らかに。

今後の大型セールはスプリングセール初開催など季節セールも話題を集めると思いますが、特定のジャンルに絞ったセールも注目を集めそうです。

「Steam on Chromebook」ベータ版がリリースされたのも11月です。

新作ゲームとしてはウイニングポスト10や九龍妖魔學園紀 、信長の野望 覇道(12月1日配信)が発表されました。

リリースされたのはJR東日本トレインシミュレータ、カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ、Crysis 2 と3Remastered、Marvel’s Spider-Man: Miles Morales、無料ゲームCall of Duty: Warzone™ 2.0などがあります。

12月:SteamDeckに終わる2022年

SteamDeckに始まりSteamDeckに終わった2022年。

ついに国内出荷が開始されました。

Steam Deckでのプレイ時間ランキングで、11月の1位を獲得したのは『Vampire Survivors』以下、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『エルデンリング』『サイバーパンク2077』『Stardew Valley』などが続きます。

ポータブル機でありながらエルデンリングなどのデスクトップPCでも重めのゲームも遊べるところにSteam Deckの人気の高さを知れます。

さらにTESLAの電気自動車がSteamに実装されたり、現在開催中のウインターセールがあったりと年末にふさわしい月になります。

新作ゲームラッシュでもあります。ゲームアワードではThe Last of Us Part I、Hades II、ARMORED CORE VI 、Returnal、Remnant 2などが発表され、最近ではディビジョン2、コットンロックンロール、東亜プランのシューティング4タイトルなど懐かしいタイトルも明らかになっています。

2023年も楽しみ♪

こうなったら2023年も非常に楽しみになってきます。

すでに100近くの新作が発表されており、盛り上がること間違いなしです。

PCゲームはSteamを中心に益々発展していくことが期待されており、そういう意味では今がPCゲームの始め時と言えるかもしれません。

私の職場にもPCを新調し、足を踏み入れようとしている人がおり、身近な所にトレンドを感じられるようになりました。

今後もSteamを追っていきたいと思いいます。

ユーロ
1年間Steamおすすめサマリーをありがとうございました!皆さんよいお年をお迎えください。

 

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