Steamとは何か?総ユーザー、ゲーム数はどれくらい?
このブログを訪れてくれた皆さんはこの問いに十分に答えられるのではないかと思いますが改めて書いていこうと思います。
北米のゲームメーカーValveが運営しているPCゲーム配信プラットフォームSteam
正式サービス開始は2003年9月。
かれこれ15年以上も運営されている老舗プラットフォームです。
日本で有名なダウンロード販売「DMM GAMES」のサービスが2011年であることを考えるとSteamがいかに長く続けられているかを理解できるでしょう。
Steamを利用しているユーザー
さて、皆さんはSteamのアクティブユーザーはどれぐらいいると思いますか?
2018年10月に行われたとあるゲームイベントでは
2018年10月現在の月間アクティブユーザー数が9,000万人と発表されました
2年前(2017)が6,700万人だったことを考えるといかに急成長を遂げているかが分かると思います。
さらに一日のアクティブユーザーが4,700万人(2017年7月:3,300万人)
ピーク時の同時接続ユーザー数1,850万人(2017年7月:1,400万人)
であることも発表されました。
アクティブでこれだけの人数がいるということは、これまで一度でも
Steamを利用した人は世界中にたくさんいることは想像に難くないでしょう。
データでみるSteam
Steamはトップページのストアタブ→データで常時Steamの概要データを公開しています。
以下は2019年1月現在(更新日時: 2019年1月10日 19時16分)のSteamデータです。
まずは時間別同時接続数から
当たり前かもしれませんが日中は少なく、夕方17:00ごろから上昇し22:00頃にピークを迎えていることが分かります。
このデータは平日(火、水曜日)にも関わらずピーク時の同時接続数が1500万近くいることが分かります。
続いて直近24 時間にあった一人以上のユーザーからの Steam ダウンロード状況です。
日本を含む世界中で新規ユーザーを獲得していることが分かります。
多くのゲームメーカーがある北米、ヨーロッパを始め成長著しい中国でも新規ユーザーが増えているのが分かると思います。
続いてゲーム別接続数TOP10です
皆さんはどの程度ゲームをご存知ですか?
ここ2年の急成長の一番要因とも言っていいPLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(以下PUBG)がトップ
続いてValveのDota2、Counter-Strike: Global Offensiveという基本プレイ無料のゲームが上位TOP3であることが分かります。
世界で1億本を売り上げたグランドセフトオート5やPS4を始めマルチプラットフォーム展開している日本でもお馴染みのモンハンワールドもTOP10にランクインしています。
PUBGは特に中国ユーザーが多く、バトロワブームの火付け役となったことは記憶に新しいかもしれません。
最後の一人に生き残った時に出る「ドン勝」という言葉は2017年ゲーム流行語大賞に選ばれ、当時PUBGをDLできる唯一のプラットフォームSteamが認知されるきっかけにもなりました。
その後、PS4、Xbox、スマホへと移植されていきます。
私のフレンドにもPUBGがきっかけでSteamを利用し始めた人がたくさんいます。
他にも
興味深いデータを公開されているので確認してみてください。
日本でSteamを利用するユーザーはどれくらいいるのか
当然の疑問だと思います。
冒頭で2018年10月現在の月間アクティブユーザー数が9,000万人と発表されたと言いましたが、国内のSteamユーザーはどれぐらいだと思いますか?
これは通信量の割合を示したものです。
日本はわずか1.2%です。
使用言語ランキング(2018年)はいかがでしょうか
Steamでも数多くのゲームを配信しているメーカーPLAYISMさんによれば
Steamユーザーの使用言語ランキング。信じられないけど、そういうことらしい。https://t.co/gfbDNu3hTy pic.twitter.com/b1Twjt0UrE
— PLAYISM (@playismJP) 2018年1月17日
わずか0.43%です。
「信じられないけど、そういうことらしい」ですね。
どれぐらいのゲームが配信されているか
非公式データベースサイトSteamSpyによると
2017年には6,983本、2018年には9,329本のゲームがSteamで配信されたそうです。
(SteamSpyは良く落ちるのでリンク先はなしにします)
そして、サービス開始からのゲームの総数が30,000本を超えたことがデータを通して明らかになりました。
2017年6月に導入された、だれでも100$を支払い、簡単な審査を通過すればAAAタイトルと同じようにSteamでゲームをリリースできる「Steam Direct」が影響し、30000本のうちの約半数がここ2年で配信されたゲームだそうです。
(※Steam Directの100$はそのゲームが1000ドルの売り上げを達成した時点で返金される仕組みに)
いかにSteamが成長市場であることが理解できます。
このサイトの目的
Steamを知らない日本人が多い現状を踏まえ
『一人でも多くの人にとりあえずSteamを知ってもらうこと』
を目的に2015年12月からYoutubeチャンネルを始めました。
嬉しいことに動画のコメント欄にはこのチャンネルでSteamというプラットフォームを初めて知ったという方も多く存在します。
そして2019年、ブログという媒体を通しても情報発信していこうと思い始めました。
一人でも多くの人がSteamを始めることを願って。
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