Steamでモバイルゲームが遊べるように!…BlueStacksと連携で遊べるゲームとは?

2020年1月15日

PCでAndroid端末が遊べるということで、自分もBlueStacksをDLしていました。

そのBlueStacksとSteamが連携することが発表され大きな話題を集めています。

Twitterでも「マジか」「こういうプラットフォーム化は嬉しい」など肯定的な意見が聞かれます。

Steamに関連するニュースとして記事と動画にまとめるしかないっしょ。

…ということで、書きます。

BlueStacksとは何か

Androidゲーム向けPCプラットフォーム「BlueStacks」

このサービスを利用すれば、AndroidのモバイルゲームをPCで遊べます。

最大のメリットはスマホのバッテリーや空き容量を気にする必要がないということ、大画面でプレーできること、PCのコントローラーが使えることでしょうか。

その「BlueStacks」がパブリッシング支援向けのSDK「BlueStacks Inside」を発表し、それによりSteamとの連携が可能になったというわけです。

「BlueStacks Inside」はSteamに限らず他のPCゲームプラットフォームもパブリッシング可能なため幅広いPCユーザーにスマホゲームが遊べることになります。

考えてみると「BlueStacks Inside」って自分たちの技術を提供するという意味ではエピックゲームズのやることに似ているんですよね

エピックも「UE4使っていいよ!」でしたし。技術を自社で抱え込む時代は大昔の話なのかも。

BlueStacks InsideとSteamの連携

BlueStacksのエンジンが内包される形式なので、例えばUPLAYのようにBlueStacksをDLする必要はありません。

つまり、他のSteamのタイトルと見分けが付かない状態でSteamのストアに並び余計な手間をかけることなくスマホタイトルが遊べることになります。

もちろん、課金制のゲームや有料アプリはSteamウォレットなどSteamの支払いで購入、大型セールを展開するSteamなのでとりあえずウィッシュリストに入れておいてセールになれば購入するという形になりそうですね。

Steamは『ユーザーのコミュ』という絶大な力の集まりですから、ガイドなんかでそのアプリの攻略とかが出てくるかもしれません。
(となると攻略Wikiなどの外部サイトは駆逐されるんですかね)

さらに去年実装されたBlueStacks 4では最も性能のいいスマホの6倍の速さ(ローンチ時点)で動かせるそうなので、Steam上でも滑らかに動くことが期待できますね。

このように考えるとSteamとBlueStacksの連携は期待が高まりますね。

どんなタイトルが並ぶのか

「BlueStacks Inside」を利用するパブリッシャーとしてKOG、Funplus、Fabled Game Studioをはじめとするメーカーの人気タイトルのリリースが予定されているそうです。

すでにFabled Game Studioの「Pirates Outlaws」はSteamストアページもあります。

自分はスマホゲームに明るくないのでこれらのデベロッパーが開発したゲームを調べてみました。

KOG(韓国)

グランドチェイス -次元の追跡者-リアルタイム戦略アクションRPG
エルソード すでにSteam展開
KurtzPel すでにSteam展開

Funplus(中国)

キング・オブ・アバロン リアルタイムMMOストラテジーゲーム
Battle Warships 海戦をテーマにしたストラテジー

Fabled Game Studio

Pirates Outlaws 海賊をモチーフにしたターン制コマンドRPG。

という感じでしょうか?う~ん、しょぼいw

普通新しいサービスの参入ゲームって大々的に「おお~っ」というものが来るじゃないですか。

そう考えると発表されたばかりのタイトルがPirates Outlawsだけというのも少し寂しい印象です。

2020年1月15日追記:『アヴァベルオンライン』が国内初の「BlueStacks Inside」採用作品としてsteamに登場しました。これを機に少しずつ増えてくるかもしれないですね。

今後の展開に期待

bluestacksで遊べるゲーム自体はGoogle Playストアから入手しているのでbluestacksのHPでは上の画像のように、国内でも人気の様々なタイトルが遊べます。

HPには「最近追加されたゲーム」として順次公開されていますので、まずはそこを見てあれこれ想像を膨らませるのが良いかも。

エミュレーター=違法というイメージがあるかもしれませんが「BlueStacks」はエミュレーターですがIntelやAMD、Qualcommといった企業が技術提供していますし、オープンソースOSというAndroidの特徴をフルに活かしたサービスと言えます。

なのでSteamリンクもAndroid版のほうはすぐに審査を通りましたしね。

これがiOSエミュレーターだとそう簡単にはいきません。クックさんのセキュリティーを通過するか、あるいは違法で…。

…それはさておきメビウスFFやシャドウバースなど、すでにPCに最適化された国内有名ソシャゲはSteamでも一部展開されています。

今後はその他の国産ゲームがどれほど遊べるのか、「BlueStacks Inside」を導入してSteamページに来るのかといったところでしょうか。

Fate/Grand Orderやファンタシースターオンライン2 などが遊べたらSteamと併用する人も増えそうですね。

bluestacksなのでPC最適化パフォーマンスは問題なさそう。

後はモバイル版のPC版移植にかかる開発コストを大幅に削減できる「BlueStacks Inside」がどの程度デベロッパーに受け入れられるかでしょうね。

しかも、PCユーザーの課金率はスマホの課金率を凌ぐらしいですし(そう言えば自分もWarframeだけだわ)

いずれにせよ、未知な部分があるのでとりあえず「BlueStacks Inside」を導入したデベロッパーのニュースがあればまた週間Steam通信で伝えていければなと思います。

仕事が増える…。

ユーロ
最後BlueStacks SystemsのCEO、Rosenさんは親日家であり来日経験は50回以上にも上るということを付け加えておきます。

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