年末恒例、Steamの2020年を振り返る(下半期編)

2020年12月29日

前回は上半期として1~6月までの主な出来事を振り返ったので、今回は下半期(7~12月)を振り返ります。

土曜日の週間Steam通信第二部の資料がNAVERからNOTEに移った7月。

Steam界ではどのようなことが起こったでしょうか。

7月

Steamポイントショップが常設される

Steamポイントショップ(100円=93Pt獲得)でできることは

・プロフィール背景やアバター、チャット効果の購入
・刷新されたプロフィールのカスタマイズ
・コンテンツに、他のユーザーが「アワード」を付与できる
・「アワード」付与でポイントが獲得できる

Steamをもっと個人的なものにカスタマイズするための面白い試みです。これまで作品というページのGIFや動画を利用して動くプロフィールを作成していたのが誰でも簡単にできるようになりました。

ポイントに有効期限はないのでいつでも手入手できるのも嬉しい点です。

一昔前では考えられなかったゲームがSteamに登場

Halo 3(XBOX系)、ロケットアリーナ(EA)、牧場物語 再会のミネラルタウン(国産)など今年のSteamを象徴するような人気タイトルがSteamに登場したのが7月でした。

確かにXBOX系のゲームはSteamと互換性がありましたが、ヘイローシリーズは長らく出ていませんでしたし、EAのゲームもOriginがサービスを本格化してから出ていません。

何と言っても、国産のゲームが日本語対応で普通にSteamで配信される日が来るとは、考えもしなかったですが今後は当たり前のようにコンシューマ作品が登場するのかもしれません。

8月

今年最も売れたゲーム

それは皆さんご存知『Fall Guys』です。

初週で200万本、4週間後には700万本売れる結果に。

無料配布プロモーションなどが功を奏したのでしょうか?

現在3シーズン目に突入しているこのゲーム、2021年も注目ゲームの1つとなるでしょう。

ホライゾンゼロドーン最適化不足で物議を醸す

ソニー自社タイトル初のSteam参入ということで注目されたホライゾンゼロドーンですが、インストール中や最適化中・プレイ中に頻繁にクラッシュする、進行が巻き戻される、フレームレートが謎の理由で落ちる、不安定になるなど最適化不足で厳しい船出となりました。

現在は不具合も解消されて直近の評価は「圧倒的に好評」です。

ホライゾンゼロドーンは新作もPS5発売が決定し遅れてSteamにも来る可能性が高いので楽しみですし他の自社タイトルをソニーが発売するのかにも注目です。

8月28日に人気タイトルが重なる

この日は有名なものや人気インディータイトルが一斉に配信されました。

Nexomon: Extinction、Madden NFL 21、Wasteland 3、Struggling、Ancestors: The Humankind Odyssey(アンセスターズ:人類の旅)、Control Ultimate Edition、 Project CARS 3、Windbound

いずれも、Steamで人気のあるタイトルです。

9月

大きなニュースはありませんが、スクエニ新作『OUTRIDERS』や不思議のダンジョン 風来のシレン 5plus フォーチュンタワーと運命のダイス、NieR Replicant ver.1.22474487139…の発売日が決定した月でした。

「fault」シリーズ最新作、「メタリックチャイルド」「密室のサクリファイス」のリリースも発表されました。

またCrusader Kings III(2日)、Serious Sam 4(24日)、マフィア コンプリート・エディション(25日)など人気シリーズの配信月でもあります。

10月

Steam版ウイニングイレブンが国内展開を発表

これまでおま国扱いだったウイイレがSteamで国内販売されることが決定、もちろん日本語対応です。

「eFootball」の名をタイトルに冠しており、国内でもEスポーツを盛り上げようということなのでしょうか。

9日にはEAのFIFA2021が配信されたことで、2大サッカーゲームがSteamでも遊べるようになります。

『eFootball ウイニングイレブン』Steam版の発売日は今後発表される予定です。

11月

Steamが早くもアプデでPS5コントローラーに対応

11月19日、PS5のコントローラーに徐々に対応することが発表され、クライアントアップデートで修正された後、12月8日のアップデートで正式対応となりました。

特に「PS5」コントローラーの目玉機能である「DualSense」(従来のDUALSHOCKをベースとしながら、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなどを加えたもの)をPC用コントローラーとして扱うことが出来る機能が実装されたことは大きいです。

PS5本体の品薄が続く中、早くもSteamが比較的手に入れやすいPS5コントローラーに対応してきたのは興味深い出来事です。

『ファイナルファンタジーIV』おま国解除へ

これまでおま国だったファイナルファンタジー4(2007年のニンテンドーDS版リメイクの移植作)が、グラフィックを高解像度に対応し、イベントシーンもすべて再構成、ゲームパッド向けにUIの一新や、難易度選択を導入してSteamに登場しました。

ボイスや3Dグラフィックが導入されているのが大きな特徴です。

ファイナルファンタジー3もすでにおま国解除されSteamで遊べる同ナンバリングタイトルも増えました。

FF7リメイクや先頃発表されたファイナルファンタジー16がどの時期にSteamで配信されるかも注目です。

他にも、ウイニングポスト9 2021が3月18日に発売決定、仁王2 2021年2月4日発売決定、マスエフェクト三部作リマスター「レジェンダリーエディション」の配信が決定など有名タイトルのニュースが相次ぎました。

12月

サイバーパンク2077初日同時接続100万人突破の新記録

これまで『Fallout 4』のが持っていた472,962人を軽く超える新記録となりました。

ただ、PS4版は最適化不足で初期ローンチ時の不具合が多発し、販売中止に。返金対応に追われる結果となりました。

良くも悪くも大きな話題を振りまいているサイバーパンク2077。今後もDLCやアプデでウィッチャー3のような盛り上がりを見せれば、さらなる記録も夢ではないかもしれません。

『龍が如く』過去作(リマスターコレクションと6作目)の配信決定

『龍が如く3』『龍が如く4』『龍が如く5』のリマスターは『The Yakuza Remastered Collection』というタイトルで『龍が如く6』の移植は『Yakuza 6: The Song of Life』というタイトルで海外でSteam配信が決定していましたが国内展開の予定はないと発表されていました。

しかし一転、国内でもSteamとXBOX向けに配信が決定し、日本語対応の龍が如くが遊べるようになりました。

最新作「龍が如く7」はすでに海外ではSteam展開しているため、今後の発表次第では国内展開もあるかもしれません。

セガもおま国企業というネガティブイメージが随分と払拭された2020年になりました。

『テラリア』がワークショップ対応で継続へ

「Journey’s End」を最後のDLCとして終了することが発表されていたテラリアが今後のアップデートでSteamワークショップ経由でのテクスチャパック・マップ共有が可能になりました。

ワークショップでゲームを継続させられるのはMOD文化が根付くSteamゲームならではです。

コンシューマ版の「Journey’s End」は未定なだけに、これを機に再びPC版をSteamでプレーする人が増えるのではないでしょうか。

ワークショップと言えば、そこからスタンドアロン版などもリリースしているゲームもありますから今後も楽しみです。

他にも「サガ フロンティア」のリマスター版の配信決定や『英雄伝説 創の軌跡』Steam版が2021年夏に配信決定、「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」2021年2月配信決定、などのニュースがあり、国産のゲームが2021年もかなりたくさん登場する気配を感じます。

最後に

たくさんの話題のゲームがリリースされ、PCゲーマーたちの元に届いた2020年。

2019年は過去最多の8396本のゲームがリリースされました(総数は3万4216本)が、今年も恐らく最多更新してくるでしょう。

発表が楽しみです。

おま国企業だったスクエニやセガが過去作とはいえSteamで遊べるようになったのも国内でSteamが無視できないプラットフォームになったからではないでしょうか。

一方でドラゴンボールやワンピースなどのSteamタイトルは海外版でしかリリースされていないので、2021年はそこも国内展開されるといいですね。

難しいと思われてきたゲームが国内展開されているのをみるとそう遠くないかもしれません。

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週間Steam通信をNOTEでまとめてます。