Bloodstained: ritual of the nightの評価は?実際に攻略した時に感じたこと
いつもSteam実況を見ていただきありがとうございます。
Youtubeで実況をさせてもらっている
「ハイ皆さんこんにちはこんばんは!…ユーロです。」
このブログではYoutubeで語れない様々なゲームのレビューをしているので良かったら見て欲しいです。
Bloodstained: ritual of the nightが2019年6月18日にSteamでリリースされてから、これまで多くの人がこのゲームをプレーし、Steamでの評価は6月23日時点で3000以上のレビューが集まり「非常に好評」となっています。
そんなBloodstained: ritual of the nightの評価と実際にプレーして感じたことを書いていきます。
Bloodstained: Ritual of the Nightとは?
錬金術師の呪いによって,体がゆっくりと結晶化していく主人公ミリアムを操作して,18世紀のイギリスに突然現れた悪魔の城に乗り込んで戦いを繰り広げる物語。
ジャンルは2Dアクション+探索でいわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるもの。
Hollow KnightやDead CellsなどSteamユーザーなこのジャンルの名作を数多く列挙できるのではないでしょうか。
元々は悪魔城ドラキュラやメトロイドの探索2Dに端を発しているジャンルがハードやグラが進化してもなお愛されているのは不思議ですね。
日本では「売れない」と捨て去られ、3Dに主戦場が移って忘れ去られるのかとさえ思った2Dの世界。
メトロイドヴァニアと形を変えなお人気なのはきっと2D世界ならではの面白さ、アクションとしての爽快感が残っているからではないでしょうか。
実際にプレーするとFPSやTPSにない、味わい深い世界に胸が締め付けられ、誰にでも告白できる気持ちになります。
Bloodstained: Ritual of the Nightの評価
Steamのレビュー
評価はSteamのレビューを参考にするのが一番ということでいくつか抜粋して集めました。
作品内容はみんなが言ってるようにほぼ月下リメイク。
元となるベースがしっかりできたものなので余計なアレンジを加えずに定番の要素だけを追加、強化した無難な作り方をしている。
そのため目新しい要素はないが安定して楽しめる一作となっています。ゲーム開始当初のキャラクター挙動のもっさり感に関しては、開始数時間で移動手段が増えだし、最終的にはめっちゃくちゃ快適な状態になりました。武器も多様かつ同系統武器にも固有スキルを有するものがあるなど、収集の楽しみも充分手応えがありました。特別なレベル上げの狩りは行う必要があまり無く、レベルにこだわらず進めていける内容です。サクサク進められると言っても差し支えないと思います。
とにかく止め時のわからないメトロイドヴァニア。
探索し、その過程で様々なアイテムを得て成長し、先へと進んでいく。
今となっては遊び尽くされたゲーム性とも言えますが…
徹底された遊びやすさと複雑なダンジョン構造、アイテムの数々。
そしてそれなりに考える必要のあるボス戦や謎解き要素
それぞれの要素が綿密に調整され、絡み合った末のバランスが本ゲームの探索を至高の体験へと押し上げています。
現状ではおすすめ出来かねます
二段ジャンプを取得した辺りから頻繁にPCごとフリーズするようになり、
次のセーブポイントまでたどり着けない有様。
PCにかかる負担も怖いので改善されるまでは遊べそうにないです
ゲームは面白いんですがこのままではどうしようもありません打てる手を全て打ってなお勝てない。そんな絶望を味あわせてくれる難易度ですが…正直、メトロイドヴァニアにそれは求めてなかった。
このジャンルの白眉は言うまでもなく『月下の夜想曲』ですが、せめて難易度ノーマルでは月下くらいのヌルさに抑えておいて欲しかったなという感想。
自分はおそらくクリアできないのでおすすめに入れませんが、「面白さ」「月下に近い作り(難易度以外)」という点では絶賛できる内容です。難易度EASYが追加されないかな…
Steamでおすすめしない評価をしている人の多くは「自分のPCで満足してプレーできない」というものですが、今回はそういう人が結構この評価を付けていてゲーム自体にケチをつけている人が少ない印象でした。
まあ、自分のPCとゲームの相性はどんなハイスペックPCでも起こり得ますからね…。
Twitterの評価
Twitterはつぶやくものなので評価も軽めの印象。
「どこ行ったらいいのかわかんねー!」ってなってから試行錯誤するのがメトロイドヴァニア系の醍醐味だと思うんだけど、先に進めなくても面白いからBloodstainedは困る。ばあさんに飯を届けるんだ。
— あじへい (@ajihei28) June 23, 2019
bloodstained、ようやくラスボス手前っぽいところまで来た やっぱ今作ボス戦難易度高くない?斬月戦めっちゃ辛かったわ
— イサミ (@EXVSisami) June 23, 2019
Bloodstainedまだ序盤だけどBGMが良くて操作感も良くてもっと進めたくなる。あと声入れるならやっぱりマイクを口元に寄せるためにアーム買わなきゃだ
— ADE (減量-1.1%) (@kairouen) June 23, 2019
Bloodstainedはゲームとしてメチャメチャ面白かったし、こんな面白いゲームに名を刻めたというのは鼻高々なんだけど、こんなに面白いんだったら高額支援で肖像画の一員になればよかったかもと贅沢な後悔
— ui (@viva_mexico) June 23, 2019
他にも「全実績解除終わり、後はナイトメアだけ」とつぶやいている人もいれば、ボス強すぎ、ノーマル難易度なのに勝てる気がしないなどボス戦についての評価も多い印象でした。
分かる気がする…最初のボス戦ですら…辛かった…。
実際にプレーして感じたこと
まずはこの画面をみてください。
長くSteamでゲームをプレーしていると、日本語対応していてもおぼつかなかったり、洋ゲーチックなUIだったり、英語表記のステータス画面だったりするのですがこの画面はやはり落ち着く。
普段コンシューマゲームをプレーしないから和ゲーのUIに出会うと「長い海外旅行から家に帰って来たような独特の安心感」を得られます。
やはり自分もかつては日本人が制作したUIで育ってきているのでこの画面構成にはホッとします。
なので、改めてゲームのUIって潜在的な影響をプレイヤーに与えているのだなと思います。
このゲームは3つの難易度が選べるのですが、Easy、Nomal、HardではなくNomal、Hard、Nightmare(悪夢)なので、総じてアクションゲームとしての難易度は高めです。
考えてみてください、『最初に戦うボス』って大抵チュートリアルも兼ねたかわいらしい敵じゃないですか。
Bloodstained: Ritual of the Nightの最初に倒すボスは
いやいやあり得ねえって!戦えねえって!!越中だって!!byケンコバ
なんでラスボス級規模の奴と一戦交えなあかんねん!と突っ込みたくなります。
もちろん、戦っているうちにボス攻略の糸口は見つかるのですが、普段キーボード操作のゲームばかりプレーしているとコントローラーはかなり操作が難しい。
特にLトリガーでバックステップを踏みながら一度だけ攻撃できるのですが、右(R)に行きながらバックステップだとまだいいのですが左に進んでるときにLトリガーでR方向にバックステップはかなりやりずらいです。(押している方向と反対に飛んでいるみたいで…。)
何度も敵に向かっていくバックステップを踏んでしまいます。
そんな画面を埋め尽くす巨大なモンスターもいるかと思えば
(序盤で出てくる斬月という孤高の侍?キャラ。動きが素早くダメージも重いのでポーション使いまくり)
主人公と同じ人型のボスもいます。この斬月というキャラも戦うボス級のキャラなのですが、攻撃は速いしダメージはデカいしでクリアが大変でした。
(バックステップでかわしながらの攻撃が決まった時はしてやったりなんですけどね)
と、難易度は高めなわけですが、このゲームは錬金術というシステムにより、アイテムから武器までダンジョンに落ちる素材を利用して作ることができます。
自分のような脳金戦士はとりあえずポーションとポーション複数個で作るハイポーション(大回復)さえ持っていればなんとかなります。
多分このゲームってハイポーションを9個まで持てるから(ということはボス戦で9回大回復できる)ボス戦の難易度は高めに設定されているのではと思ったりします。
小さな飛膜と溶けかけた骨集めに勤しむわけですが、このゲームはマップ画面が切り替わると殲滅した敵も復活している悪魔城ドラキュラ方式です。
悪魔城ドラキュラ方式は急いでいる時や同じ場所を移動する時なんかは、いちいち沸く敵を倒さないといけない面倒くさいシステムなんですが、特定の素材を落とす敵をガンガン倒して素材を得る時(もちろん100%ではない)はありがたいシステムですよね。
錬金したいアイテム、装備があったら集中的に敵を倒すといつかは素材を落としてくれます。(宝箱に入っているケースも)
素材も面白いものがあって、例えば
エウ・ソードを作る素材として必要なのが8ビットコイン。ううっ、懐かしい…みたいなノリ…好きです…か?
こういう素材集めでアイテム作りも楽しく、ただ硬派なアクションゲームでないところもBloodstained: Ritual of the Nightの魅力だと思います。
探索もマップの要所にPortal(瞬間転送部屋)もある(黄緑)しセーブポイント(赤)も多いのでストレスなく行き来できます。
遠征してPortalで教会(錬金拠点となる場所)にすぐに戻ることもできます。
ただ中断セーブはありますが、オートセーブはない昔風の作りなので、セーブはこまめにしておいた方が良いです。
初見だとセーブしないまま、いきなりボス戦部屋になるので「おい!ボス戦かよ、随分前からセーブしてないぞ」みたいなことが容易に起こります。
なんとセールで3051円の低価格
(注:序盤のムービーで登場します)
物語は牧歌的な王道ファンタジーではないものの、最初からボス級の敵が現れそいつにある程度ダメージを与えると死なずに「くっくっくっまた会おう」瞬!と姿を消すという、日本人に大変なじみやすいストーリー(何回も登場するFF7のセフィロスみたいな…)
「きっとあいつが裏切り者なのだろう」とアンチ探しもできます。物語が複雑でないのは脳金戦士にかなりありがたい。
値段が少々お高めですがfanaticalだと29日朝まで3,390円で買えるのでおすすめです。自分はそっちで買いました。
是非、悪魔城ドラキュラ作者が5年に渡り開発し発売された極上のメトロイドヴァニアをお楽しみください。
期間限定で3051円セール中
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